伝筆キャラバン趣旨

~私たちの願い~
あなたへ、生まれてきてくれてありがとう、を伝えたい
はじめまして、社団法人 伝筆(つてふで)協会の代表理事 侑季蒼葉です。

全国、世界で起こる、様々な出来事を知るたびに、いつも思うことは「私たちにできることはなんだろう・・」という問いかけです。

以前、お母さん向けのコミュニケーション講座にて、「お子さんへ“ありがとう”を伝えましょう」とお伝えしていました。
あるお母さんが、お子さんのお友達A君に「ありがとう」と言うと、A君は、「キョトン」。
「どうしたの?」と尋ねたら「大人でも“ありがとう”と言うんだ!」と驚いたのだそうです。 A君に「嬉しい?」と聞いたら、「うん!」と満面の笑み。

また、ある出来事です。
中学生のB君に「生まれてきてありがとう」というハガキを渡しました。
思春期の男の子が、あかの他人からもらうハガキを果たして喜んでくれるだろうかという不安がありました。
結果は、B君の顔はゆるみ、はにかみながらも喜びの表情に。
その表情を忘れることができません。

心で想っていても、なかなか届かない「ありがとう」。
いつのまにか伝える機会を失った「生まれてきてくれてありがとう」という想い。
それは親子のみならず、私たちの隣にいる仲間にも、そして、新たな出逢いにも伝えあいたい想い。

その想いを、「書」にしたためて、あなたの言葉で大切な人へ贈りあえたら、もっと笑顔が増えるのではと思うようになりました。

このような出来事と想いが重なり、「生まれてきてくれて ありがとう」企画を全国にいる伝筆(つてふで)先生と共に作品のキャラバンをします。
あなたへ「生まれてきてくれて、ありがとう」
世界中のすべての人へ届きますようにという願いを込めて。
一般社団法人 伝筆協会代表理事  侑季蒼葉
伝筆らぼ
2020年伝筆キャラバン記録